雨の日に旅すること、雨の街を歩くことは、決して嫌いではない。 むしろ、好きと言ってもいい。
梅雨の真っ盛り、新幹線で京都から帰る途中、雨がふってきて、車窓から見える 茶畑が一瞬のうちに白く煙ってしまった。 水滴が静かに動く向こうに景色が流れていく光景は、何かを見たり、外国の料理を食べたりする のとは違って、移動することそのものにに旅を感じて、なんだかワクワクする。
雨は木々や花を艶っぽくみせるだけではなく、旅の移動中も、決して退屈させない。