冬の雨の日に訪れたイスタンブールの旧市街。 広場の屋台でチャイを買い、ケスタネケバブと呼ばれる焼き栗で冷えた身体を温めながら、寒い街中を歩いた。
雨に濡れた石畳の通り、曇天の下で温かな灯りが揺れるカフェ、ゆったりと時間が流れるバザールの午後。 その時間を包み込むように、コーランが響き渡る。
寒くて、曇天で、雨が冷たくて。 でも、とても心地のいい時間だった。 マカオを歩いていても思うのだけれど、旅先では、晴天がいいとは限らない。