2009 年 4 月 23 日 木曜日
初めて訪れる国や街に足を踏み入れて思うのは、私がその土地に対して、いかに型にはまったイメージしか持っていなかったかということだ。
異国には、外国人がその国に抱くイージーな印象を遥かに上回る、素晴らしい光景や文化がある。
そのひとつが、ニュージーランドだ。
牧歌的でのんびりとした風景ばかりを想像してしまいがちだが、優しさと強さを秘めた懐の深い国だと思う。
そんなNZから今日届いたニュース。
NZ・ワイポウワの森に聳えるカウリの巨木「タネ・マフタ」が、屋久島の縄文杉と姉妹木関係を締結。
(詳細はNZ政府観光局のオフィシャルサイトへ。)
遠く離れた屋久島とワイポウワの森には類似点が多い。そのことに気づいたNZ政府観光局の発案で、ワイポウワの森の先住民マオリが屋久島を訪れたことがきっかけだという。
タネ・マフタも縄文杉も、ともに神が宿る木として、地元の人々に愛され崇められてきた大木だ。
マオリの伝説によると、タネ・マフタは天地を想像し、世界に光をもたらしたのだという。
過去にあった伐採の危機を乗り越えて今、この2本の木が姉妹定型を結ぶに至ったのは、森の神の導きかもしれない。
単なる偶然ではない、そんな気がしてならないのだ。

